フェラーリ・360モデナ
今回は越谷市のお客様より、フェラーリ360モデナのルーフライニング(天張り)張替の
ご紹介になります。
360モデナはF355の後継車種として登場しました。3.6Lエンジンを搭載することから
「360」の名称が付きました。ダクトの形状やドアノブは女性の爪をイメージしています。
販売の時期がF1におけるフェラーリの黄金期と重なり、当時の史上最多の販売台数を記録
しました。なお360モデナからミッドシップのクーペモデルはエンジンフードがガラスになり
エンジンルームが見えるようになっています。
そしてこちらが施工前になります.
???違和感がないように見えますが、天井にはレザーシートなどと同色のレザーの生地が
貼ってあるのですが既に脱落しており、黒いウレタンの残骸でその残骸がぽろぽろと走行中に
落ちてきて悲惨な状態です。
こちらは裏返しになっていますがレザー生地で、やはり黒いウレタンの残骸が付いています。
実は今回、お客様のガレージにて出張施工となりました。屋根付きの広い作業スペースが
あれば可能です。
通常は車内より生地の貼ってあるライニングを取り出し、新品の生地を貼り車内へ戻す
のですが、こちらの車両はライニングがなくウレタン付きのレザー生地が直接車両に貼って
あると言う、いわゆる「直貼り」というタイプになります。
車内を養生し、ベタベタのウレタンを徹底的に除去し車両側のクリーニング終了です。
レザー生地に付いているベタベタウレタンを除去し、10ミリのウレタンを貼ったところです。
車内の天井に直接糊を吹き付けるので、またまたしっかりと養生です。
そしてこちらが施工後になります。
越谷市よりご依頼のM様、この度はフェラーリ360モデナのルーフライニング(天張り)
張替のご依頼、どうもありがとうございました。 今後もトータルリペアKをどうぞよろしく
お願い致します。